慢性的な頭痛が鍼灸で改善していくまで

来院時の状態

40代の女性。
デスクワーク中心で、毎日のようにこめかみや後頭部に頭痛がありました。
ひどい時は吐き気もあり、市販薬を飲んでも一時的にしか楽にならず、慢性的に悩んでいました。

病院では「緊張型頭痛」と診断され、ストレスや肩こりからくるものだと言われたそうです。
「薬に頼らず根本的に改善したい」と思い、ご来院されました。

初回の施術

お体を確認すると、首から肩にかけて強い筋肉の緊張があり、頭部の血流も悪い状態でした。
また、みぞおちに硬さがあり、自律神経の乱れも関係していると考えられました。

この日は 風池・百会・肩井・合谷 など頭痛に有効なツボと、全身を整えるツボを組み合わせて施術しました。

改善の経過

• 1回目の施術後
  「頭が軽くなって視界が明るく感じる」とのお声。

• 3回目
  頭痛の頻度が減り、「薬を飲まない日があった」と変化が出てきました。

• 6回目
  仕事中の頭痛が大幅に減少。「肩こりが楽になって頭痛も出にくくなった」とのこと。

• 10回目
  「最近はほとんど頭痛が出ていない。以前のように薬を持ち歩かなくても安心」と笑顔でお話しされました。

まとめ

頭痛は「薬でその場をしのぐ」だけでは根本的に改善しにくいものです。
鍼灸で筋肉の緊張をゆるめ、血流を良くし、自律神経のバランスを整えることで、慢性的な頭痛は少しずつ改善していきます。

「病院の薬だけでは不安」
「肩こりやストレスから頭痛が続いている」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。